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市民の山―白雲山
 白雲山は標高382M、中信広場とほぼ同じ高さ。広州では誰でも知っているし、それぞれの思いを持っている山だ。
 小学生の頃、両親と登ったときには一部しか開発されていなかったこの山。山頂の摩星嶺あたりなどには「軍事禁区」の看板が散在し、林彪の息子・林立果の軍事基地だといわれた跡が見られ、人影も少なく、神秘的な山だった。だが今は、道路もきれいに舗装され、観光施設も充実した山林公園になっている。

 緑が多い白雲山は広州の「市の肺」と呼ばれている。空気が汚い街の中心から「肺を洗い」に白雲山を登る市民が後を絶たない。定年退職者の散歩コース、家族団らんや会社の小旅行、恋人たちのデートの場…、この山は広州の市民にとって、欠かせない存在なのだ。

 私も体を動かすために、よく白雲山を登る。登るたびに思うのが、この山の独特な“人物風景”の面白さだ。
 一つは「合唱団」。
 登っているうちに遠くから合唱の歌声が聞こえてくる。近づいたら、数十人の人々が集まって座り込み、大きな歌詞カードを見ながら、指揮に従って合唱しているのだ。歌は大体中国全土で流行っていたもので、時おり通行人までも足を止め、一緒に熱唱している。中年とお年寄りが特に多い。青春時代を思い出すからだろうか、力を込めて歌う彼らの目はきらきら輝いている。お金がかからず、楽しく、友達もできるこの「合唱団」、時間がある人にとってはぴったりのヘルシーイベントだ。
 もう一つは「蹴羽根」。
 白雲山の至る所に羽根突きの羽根に似たような玩具、足で蹴って遊ぶ「jian子」を蹴って遊んでいる人がいる。数人から10数人の輪になって、巧みに蹴っている。家族、同僚、老人、子供…見知らぬ人でも、自然に輪に入れば、一緒に遊べる。楽しく蹴羽根して、元気をつけてまた職場で頑張る、「遊ぶ時は思う存分に、仕事は真面目に」というのが広東人の考え方だ。

 皆さんも、週末でもお時間がある時、白雲山を登ってみたらどうですか。意外な発見があるかもしれませんよ。
 でも、一つだけ忠告がある:農暦九月九日重陽節の日は絶対やめた方がいい。毎年20万人以上の人がその日に白雲山を登るから!

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