おうちごはん
- お店のような味わい??赤ワインのみで作ったビーフシチュー
中途半端に空いたワインをどうしましょう…そうだ、ビーフシチューを作りましょう!!
では、今回は赤ワインだけで作ったビーフシチューをご紹介します。
・牛すじ肉(下処理済) 750g
・たまねぎ 大2個半
・赤ワイン 市販のルウの箱に記載の水と同量
※今回は1150cc、圧力鍋の場合を使用する場合は10%程度減らす。
・ローリエ 2~3枚
・マッシュルーム 1パック
・市販のビーフシチューのルウ
<作り方>
1. たまねぎを細切りにして、油(分量外)大さじ1を加え、中火で5分炒める。
2. たまねぎ全体に油が回り少し透明になったら、塩(分量外)小さじ1/2を加え、弱火にし、ふたを閉めて15~20分蒸し焼きにする。
<Point>少量の塩を加えることで、たまねぎから余分な水分が出て、甘くやわらかくなります。
3. 牛すじ肉(下処理済)は少し大きめのまま鍋に入れ、赤ワイン(記載の量)、ローリエを入れて強火で5分程度煮込み、アルコールを飛ばしつつ、丁寧にあくを取る。
<Point>牛すじ肉は下処理済のものを使えば、あくはあまり出ません。強火でしっかり赤ワインのアルコールを飛ばすことがポイントです。
4. 3の鍋に、蒸し焼きにしたたまねぎ、マッシュルームを入れて、弱火にしてじっくり煮込む(1.5時間~2時間。圧力鍋の場合は30分程度でOK)。
<Point>煮込んでいる間に水分が少なくなってきたら、都度水(分量外)を足して、シチューにとろみがつきすぎて、焦げるのを防いでください。圧力鍋の場合は不要です。
5. いったん火を止めて、細かく砕いたルウを入れる。
<Point>ルウを溶かすとき、鍋の底から混ぜないこと。ルウを小さく砕いて入れれば、煮込むことで自然に全体に混ざります。
6. 再度、弱火で20分程度煮込み、味を見て無塩バター(分量外7g程度、なくてもOK)、塩(分量外)で調整。
7. お皿に盛り、生クリーム(分量外)を少量かければコクが増します。付け合せに、パスタやマッシュポテトを添えれば、ちょっと豪華なワンプレートの出来上がり。
<コツ・ポイント>
- 水ではなく、赤ワインを使うことで、お店のような風味豊かなビーフシチューが出来上がります。ワインは余ったワインでも、何でもOK。高いワインを使う必要はありません。赤ワインを入れた段階で、しっかりと強火でアルコールを飛ばすことで、過度の酸味やアルコール臭さを残さないようにしましょう。
- 下処理済の牛すじ肉は、すでに柔らかいので、長時間煮込む必要はありませんが、しっかり味をしみこませるには、いったんシチューが完成した後、一日冷まして、翌日再度弱火で温めると、グッとコクが増します。
- 煮込んでいるときや、ルウを溶かすときに、ヘラなどでかき回さないようにしましょう。煮崩れてお肉が小さくなってしまいます。煮込んでいる途中で水を足したので、全体を混ぜたい場合などは、鍋を持ってゆっくりと円を描くように鍋全体を回せば、十分に混ざります。
- 牛すじ肉(下処理済)は、焼肉屋さんなどで販売してくれます。牛すじ肉(下処理済)がない場合は、すね肉などで代替してもOK。その場合は、大きめの一口大の切った牛肉の表面だけを中火~強火で焼き付けて(中まで火を通す必要はありません)から、ワインを入れましょう。
副事務局長 石原 徹弥