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広州海事博物館、南海神廟

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広州海事博物館、南海神廟


皆さん、こんにちは。今回は2021年グランドオープンしました、広東省内唯一の海事をテーマとする博物館――広州海事博物館およびその西側にある南海神廟を紹介させていただきます。

広州市都心部から20キロに離れ、まさに郊外である場所で博物館を建てる理由を調べたところ、ここは海のシルクロードの出発港であった黄埔港(旧称:扶胥港)の旧跡であり、重大な記念の価値があるのです。

★参観の順路ですが、広州海事博物館で海のシルクロードと広州市の歴史に関する資料などの紹介を見てから南海神廟まで行くのが理解しやすいと思いますので、お薦めです。

郊外にあるとはいえ、地下鉄13号線を利用して、「南海神廟駅」で降りてから徒歩10分ほどで到着できます。

ここから廟頭村に入ります。

小さくて静かな村落を経由し、博物館まで行きます。

到着しました!

現代的な外観を持ち、広い博物館です。

事前予約で取ったQRコードを見せ、荷物の安全検査を受けた後、正門に入ります。

館内は食事禁止です。ホールにある休憩所に飲み物の自販機が設置されています。

太陽光がガラスの天井から通って地下一階まで届くデザインで、室内は明るいです。

 

「唐・宋の時代の広州および海のシルクロード」をテーマした常設展示が二階展示ホールに設置されています。古代の造船技術、航路、陶磁器や香料の貿易、南海神廟の歴史、仏教の伝来など、広州地区の航海に関する歴史を細かいところまで紹介しています。

三階および地下一階にある展示ホールは特別展示用です。最近は新疆の出土品を展示しています。
歴史教科書に載った貴重な出土品もあります。

博物館の参観が終ってから、西側の南海神廟に行きます。南海神廟は現在、西門からしか入れないので、地下鉄駅まで戻り、また徒歩600メートルが必要です。

南海神廟は、波羅廟とも呼ばれ、今からおよそ1400年前に作られたお寺です。
敷地面積が3万平方メートルあります。

ここには「波羅誕」という縁日があります。隋と唐の時代から歴代の皇帝は、この日(旧暦の2月13日)、
中央の役人を南海神廟に派遣し、この役人は現地の人々と一緒に国内外の船舶が広州港を出入りすることを祝います。

また境内には、明・清の時代の埠頭の遺跡があります。

【広州海事博物館】
ホームページ:https://www.gzhsmuseum.com/index
住所:広州市黄埔区港前路
アクセス方法:地下鉄13号線「南海神廟駅」C2出口から徒歩10分
       地下鉄5号線「廟頭駅」B1出口から徒歩20分
駐車場:無し
開放時間:9:00~17:00(16:30以後の入館が不可)
休館日:月曜日(祝日無休)
入館料:無料
入館方法:出入口で手荷物の安全検査を経て直接入館
※2024年7月7日よりオンラインでの事前予約は不要になった
WeChat公式アカウント:

参考所要時間:2~3時間

【南海神廟】
住所:広州市黄埔区廟頭旭日街22號
アクセス方法:地下鉄13号線「南海神廟駅」C2出口から徒歩600メートル
駐車場:有り
開放時間:9:00~17:00(16:30以後の入園が不可)
休園日:月曜日(祝日無休)
入園料:全額10元(専門学校・大学の在学者、60~64歳の高齢者が半額)
※未成年者、65歳以上の高齢者が無料
電子チケットの購入方法:

参考所要時間:2~3時間
「波羅誕」縁日に関する紹介記事:http://www.pocketpageweekly.com/szgz/8199/

事務連絡所
2023年6月

お気軽にお問い合わせください TEL 020-8384‐9971・3897-1029 月~金 9:00~12:00・13:00~17:00

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