広州十三行博物館
皆さん、こんにちは。
今回は息を呑むような美しいコレクションを展示している広州十三行博物館を紹介させていただきます。
広州十三行博物館は清代十三行商館区の遺跡上に位置しています。面積3060平方メートル、現在の館蔵文物は4800点以上あります。
身分証明書をもって窓口に行くと紙版の記念チケットが貰えます。
1階には「清代広州十三行の歴史的発展」が展示されています。
多くの博物館とは異なり、この館の館蔵文物はすべて民間人から無償で寄贈され、政府の資金は一切使われていません。その中で、広州の著名な文物鑑定家であり企業家の王恒氏とその妻の馮杰氏が広州の彩陶、通草画、広繡、象牙器、輸出扇、五常家具、銀器、エナメル器、ガラス画、水彩画、油絵、漆器などの文物を無償で寄贈し、清代広州の主要な輸出工芸品をカバーしています。
そのため、2階には「王恒、馮杰夫妻寄贈文物専門室展示」が設けられ、その中には五常酸枝家具の数百点を含む専門コレクションがあり、これは国内でも珍しいものとなっています。
象牙彫刻から広州刺繍、広彩、点翠、さらには銀器、ガラス絵画、特に精巧な貝彫りと卵殻ポット、どれもが人を魅了します。これらの古いコレクションの中で時間を超越し、かつての繁栄を感じられるかのようです。
【データ】
住所:広州市荔湾区西提二馬路37号広州文化公園内(公園の正門から左に行くと到着)
アクセス方法:地下鉄6号線・8号線「文化公園」駅A/B口より徒歩3分
HP:http://www.gzthirteenhongsmuseum.com/about/introduction (中国語)
開放時間:9:00~17:30(17:00以後の入館が不可)
休館日:月曜日(祝日無休)
参考所要時間: 1~2時間
入館料:無料
入館方法:オンラインでの事前予約
※予約の手順:
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参観希望の時間帯を選択し、個人情報を記入する上で提出する
事務連絡所
2024年6月