華南国家植物園
皆さん、こんにちは。最近の広州はラクウショウの紅葉が見頃の季節に入りました!
今回は、1986年版の旧“羊城八景”に入選した「竜洞琪林」の所在地であり、世界中最大の南亜熱帯植物園でもある華南国家植物園(旧称「中国科学院華南植物園」、通称「華南植物園」)をご紹介させていただきたいです。
華南国家植物園は広州市の中心から少々離れている位置にあります。国営植物園として運営しながら、中国科学院が華南地域においての植物に関する保育・研究を行っています。2022年、中国科学院華南植物園は中国二番目の国家級植物園になり、「華南国家植物園」に改名されましたが、地元住民に愛された通称「華南植物園」がまだ残されています。
地下鉄6号線の植物園駅を降り、A改札口から地上に出て、徒歩5分ほど到着します。300ヘクタール以上の土地をカバーしている植物園なので、観覧車がきちんと整備されています。正門から入るとすぐ乗車できます。25分の園内環状観覧ルートで、一人あたり20元がかかります。
右手側の園路を外周に沿って進んで行くと、空高くそびえ立つ巨樹が並ぶ、幻想的な景色が広がります。
今回はラクウショウの紅葉を見るため、正門に入ってからすぐ左手側の園路を選んで、近道でラクウショウの森――「竜洞琪林」まで直行しました。ゆっくり歩いて行くと、10分で到着しました。
息をのむほどの感動的な風景が目に映りました!油絵のような豊富な色彩で不思議な景色を自分のものにしようと、カメラのシャッターを何十回も押しました。
風に揺れる紅葉と水の波紋。南国に居ても濃厚な秋冬季節の気配が楽しめます。大満足でした!
ラクウショウの紅葉のみならず、園内での四つの温室もお見逃しないようにお薦めします。公式のマニュアルをご参考しながら、ルートを選んで散策するのが如何でしょうか。
※温室観覧マニュアル(中・英)↓
https://www.scbg.ac.cn/lyfw/jdxs/201005/P020110309438650575663.pdf
【データ】
広州市天河区天源路1190号
アクセス方法:地下鉄6号線植物園駅A口から徒歩5分
営業時間:7:30~17:30
温室営業時間:
【夏場5月1日~10月31日】8:00~18:00
【冬場11月1日~翌年4月30日】8:00~17:30
チケット:全額20元、半額10元(6歳未満の子供は無料)
温室チケット(入園料含み):全額50元、半額25元(6歳未満の子供は無料)
参考所要時間:2~3時間
温室観覧の参考所要時間:1~3時間
HP:https://www.scbg.ac.cn/index_31980.html (中国語・英語)
Wechat公式アカウント(電子チケットの購入、文字・音声解説などのサービス情報があります)
事務連絡所
2023年1月