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連載第13回 (2010.2掲載)

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DATA

sk13-img2「Jardin d’olive~橄欖園法国美食」
住所:天河体育西路48号101
電話:020-8750-6440
営業時間:10:00~23:00
(月曜日は16:30~23:00)
休日:春節
予算:ランチ:88元~(単品48元~)

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天河城の南側、体育西路から一本道を入った場所に『Jardin d’olive』はあります。フランスの家庭料理を扱う『Jardin d’olive』は2008年12月の開業以来、天河で働く地元の人や多くの外国人に愛されているお店。天河の喧騒を全く感じさせない、この静かな隠れ家 的レストランを今回はお訪ねしました。

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サラダとトマトのキッシュ
(聖女果沙律批)48元
スープ(左から栗、かぼちゃ、コーン)
(湯:栗子湯28元、南瓜湯18元、玉米湯18元)
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フランス風グリルチキン
(法式烤全鶏) 168元(大)、68元(小)
プロヴァンス風クリームソースの煮込み
(普羅旺斯炖海鮮大菜)188元/2~4人、388元/8~10人
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左からバニラアイス、チョコブラウニー、チーズスフレ
(香草雪糕15元、巧克力軟糕28元、芝士蛋糕48元)

インタビュー

sk13-img3出会いはフランス、出身は広州
このお店を営むご夫婦はフランスでの滞在歴が何と20年!お二人は広州の大学でそれぞれ建築と美術の勉強をしていたことをきっかけに、フランスへ留学。そこで知り合った二人は、もともと好きだった料理の勉強にも熱心に。

オープンまでの道のり
フランスでは毎日の中で食卓に並ぶ家庭の料理にひかれ、滞在中は各地方を回り、現地の方と一緒に暮らしながらその地域の料理を学んだそうです。そんな家 庭料理の数々を多くの人に味わってもらいたい!という思いからご夫婦揃って広州へ帰国。天河地区で庭付き一戸建てを条件に現在の物件を探し出したのだと か。
店内のインテリアにはやはりデザインを勉強していたお二人のセンスが光っています。また、使われている食器にもこだわりが感じられ、気に入ったデザイ ン、色、形のものを見つけるために『お皿探しの旅』に広州郊外まで行くこともあったとおっしゃっていました。今回頂いたお料理に使われていたお皿もすべて ハンドメイドのもので、細かなところにまでお二人の温かみが感じられました。

お料理へのこだわり
image  フランスの各地方で一般的に食べられている家庭料理の中でも、今回は特にオーナーがおススメするお料理を頂きました。HPWG編集部員に最も絶賛だったの は『プロヴァンス風クリームソースの煮込み』!これはフランス南部・プロヴァンス地方の家庭料理で、現地で使われる食材は魚のみだが、オーナーシェフのア レンジによって、このお店では大きな土鍋の中にジャガイモ、カリフラワー、ブロッコリーなどの野菜と盛り沢山のシーフードがクリームソースでじっくりと煮 込まれています。
また、店内で出されるピザ生地はもちろん、付け合せのパンもご主人が厨房の窯で焼いており、パスタは全てが手打ち麺とのこと。料理に使われる野菜は全て 信頼する農家等から仕入れている有機野菜で、その他の材料にも添加物等が一切使われていないというのがオーナーのこだわりです。

今回コースで頂いたお料理はどれもボリューム満点なものばかりでしたが、一つひとつが同じフレンチとは思えない個性を持ち合わせ、 HPWG編集部員一同お腹いっぱい頂きました。オーナーご夫妻がフランス各地から持ち帰ったカントリーフードをあなたも味わってみてはいかがですか?

[広州日本商工会][食人も広州にあり]