第22回　タイ料理「泰地道」（＊閉店いたしました。）

連載第２２回　（2012.6掲載）

DATA

タイ料理「泰地道」

お店と料理の紹介

今回の取材先は久々のタイ料理です。
これからの広州にぴったりの甘酸っぱいものからピリ辛まで、ご紹介します！
お邪魔しましたのは「泰地道」、香港を中心に展開していて、こちらのお店は去年の8月にオープン。タイ人のシェフが６人いらっしゃり、お店の名前の通り「タイ本場の味」をお楽しみいただけます。

せんべえ 食前のおつまみ。えびせんのような香ばしさとパリッとした触感、 つい手が出てしまう一品。 やめられません。 （辛口指数０）	青木瓜香叶沙律 Green Papaya Salad with Thai Spices & Herbs パパイヤのシャキシャキした触感に ピリ辛ソースがマッチした伝統の味です。 安定感抜群。 （辛口指数３）
地道冬阴功虾汤 Spicy & Sour Prawns Soup with Herbs 酸っぱ辛いえびベースのトムヤムクン。 おすすめです！酸味はレモン果汁を使用した伝統の味です。 （辛口指数４）	海陆大拼盘 （黄金袋、虾饼、鱼饼、串烤虾、春卷、芝麻袋、串烧沙爹） Surf & Turf Mixed Platter Gold Bags、Tender Pork、Fish Cake、Shimps Cake Vegetables Dumpling、 Prawn Kelab、Chicken Satay & Spring Rolls 揚げ物の盛り合わせは、一品一品がボリューム満点。 6種類のソースはお好みで。 やっぱり 揚げ物は温かいうちが一番。 （辛口指数０）
薄荷叶柠汁肉碎 Minced Meat with Basi & Herbs Served ミントとライムが涼しさを伝えてくる。サッパリした一品。 レタスで巻いてヘルシーにいただけます。 （辛口指数２）	葱油烤饼 Spring Onion Roti バターの香りがやさしく、 口の中にまろやかな甘みが伝わってくる一品。 （辛口指数０）
秘制香辣手撕鸡 Shredded Chicken 手で裂かれた鶏肉はピリ辛ソースがしっかり染み込み、 細く切られたキュウリがほど良い 食感。 サラダのようなさっぱりいただける食べやすい一品。 （辛口指数２）	香料烧猪劲肉 Grilled Tender Pork with Special Thai Spice 豚トロを焼いたもの。 厚めにカットされた肉は想像以上に歯切れ良い食感です。 何といってもボリュームたっぷり！ （辛口指数０）
至尊铁板蚝仔蛋 Thai Style Baby Oysters Omelette Served on Sizzling Hot Plate ふわふわタマゴと親指サイズのぷりぷりカキが柔らかい口当たり。 女性やお子様にきっと 喜ばれる一品。 （辛口指数０）	香料咖喱蟹 Curry Crab with Thai Herbs & Specials Spices カニのエキスがたっぷりのカレーソースは クリーミーな甘みでコクのある一品。 （辛口指数０）
蛋网海鲜金边粉 Thai Noodles with Seafood in Egg Net やきそば風な一品。金辺粉はタイから輸入しているもので、伝統的な一品。 表面を覆っている タマゴを網状に調理したもの。 どこか装飾の様にも見える。 ※ 金辺粉とはタイ米で作られた面状のもの。 （辛口指数０）	椰汁西米糕（6粒/份) Coconut Cream Sago Dumpling Wrapped in Pandanus leaf ココナッツの香りと柔らかい口当たりは女性に喜ばれそう。 二層になっているので食感を２回味わえます。
椰青水晶糕（6粒/份） House Dumplings with Young Coconut 透き通ったココナッツゼリーが涼しさを感じる一品。 果肉入りで、ほど良い甘さの一品です。

インタービュー

この日は残念ながらオーナーがご不在でしたので、マネージャーとシェフにお店のことをお伺いしました。
（左：シェフ、右：マネージャー）

	オーナーのご出身は？
	広州出身です。
	タイ料理のお店を始められたのはなぜですか？
	以前はタイと香港間で香辛料の輸入業を営んでいました。その後、タイの料理をたくさんの人に味わってもらいたいと思い、お店を始めました。
	タイ料理の味の特徴は何ですか？
	タイ料理は東南アジアの幅広い地域の味に近いため、食べやすく親しみやすい味だと思います。
	こちらのおススメは何ですか？
	トムヤムクン、カレーなどです。日本人に人気のメニューはパパイヤサラダ、パッタイそして豚トロです。パッタイに使っている麺はタイからの輸入のものを使用しています。
	シェフの出身地でよく食べるメニューは何ですか？
	やはり、パパイヤサラダと豚トロです。
	こちらの味付けは本場そのものの味ですか？
	基本はそうですが、広東人の好みに合わせて少しずつ調整しています。
	こちらに来店されるお客様はどこの方が多いですか？
	地元の方はもちろん、日系企業や欧米企業のお客様も多くご来店されます。韓国人やインド人も時々ご来店されます。

終始穏やかに話をされているシェフの手にはたくさんのマメが。。タイで使用する鍋は小さめのものが多いが、こちら広州では中華鍋を使用しているため、手にかかる負担が大きいという。 スタミナをつけたい方、夏バテを心配されている方、ぜひ一度足を運んでみてはいかがですか。

[広州日本商工会][食人も広州にあり]